使い方を知っておきたい避難ハッチ

避難ハッチって何?どうやって利用するの?

避難ハッチというのは、マンションのバルコニーなどに設置されていて、地震などが起こり階段などからの避難ができない時に脱出用に利用するものです。
非常時に利用するもので、訓練など行う以外「勝手に開けたい使ったり」することはできません。
そのため、訓練の際に避難ハッチの使い方などを組み込んで、マンションの方々全員が非常時利用できるようにする必要があるのです。

避難ハッチはメーカーによっても使い方が異なりますが、一般的に「安全装置を取り外し蓋を開ける」「その真下に人がいないかどうかを必ず確認する」「避難はしごを下ろす」「完全にはしごが降りきってから階下に降りる」という順序で利用します。

防災器具の使い方知っていますか?

学校に通っている時には毎年防災訓練がありますし、どんなふうに防災器具を利用すればいいのか実際に器具を利用して訓練するなどの機会があります。
しかし大人になるとそういった機会が各段に少なくなり、防災器具の利用方法を知らないという人も多いのです。

普段でもどうやって使えばいいの?と思うのに、地震などの大災害が起きたとき冷静に使うことができるのか、いえ、使うことができない可能性の方が大きいといえます。
マンションなどの場合、避難経路の一つの方法として利用する可能性が高いのが避難ハッチです。
ベランダなどに避難ハッチがあることは理解しているけど、使い方はよくわからないとなると万が一の時に困ります。

実際に避難ハッチを利用したことがあるかというアンケートを見ると、たった7%程度です。
避難ハッチの使い方を知っているという人は70%以上いますが、使ったことがある人となると極端に少なくなります。

避難訓練などで1度は利用してみるべき

実際に避難ハッチを利用したことがある方にどんな状態だったか聞いてみると、高くて怖いと感じた、降りる時に結構揺れて不安定だったという意見ばかりです。
また高齢者の場合、降りることが難しいかもしれないという意見もかなり多かったといいます。

大人だけの家もあれば、お子さんと一緒の暮らしもありますし、「高齢者だけ」で暮らすご家族もいるわけです。
その中で、1度も避難ハッチを利用したことがないということは、いざという時にこそ使えないと考えておくべきです。
避難ハッチがここにあると認識するだけではなく、避難訓練などの際、実際に利用してみることが重要でしょう。

避難ハッチ利用時に知っておきたいこと

お子さんが小さい場合、避難ハッチを大人と同じように利用できるかというと不安が残ります。
そのためお子さんに命綱のロープをつけて万が一の際にも大きなけがにつながらないようにするとか、登山用のカラビナを利用して下ろすということも考えておきましょう。

避難ハッチの傍にロープ、カラビナなどを置いておくと安心です。
もちろんロープは大人にも利用できますので、高齢者が利用する際にも活用できます。