防災検定の特徴と取得するうえで利用したいツール

防災検定の特徴と取得するうえで利用したいツール

勉強する人

防災検定を受けて防災知識をもとう

災害時、人に守ってもらうのではなく、自分で自分の身を守る必要があります。
自分が暮らしている地域にどんな危険やリスクが潜んでいるのか、また防災に関しての知識を持っていれば、自分の命、家族の命を守る術を得られるでしょう。

防災知識を身につける検定には、防災検定・ジュニア防災検定などがあります。
どんな検定なのか理解し、災害が起こった時にいかせるよう、取得を考えてみてはいかがでしょう。

防災検定は日本で唯一の防災に関する検定

防災検定協会が行っている防災検定は、防災教育を推進し、防災に携わる人を育成するための検定です。
国内で唯一の防災に関する検定で、入門レベルの5級から大学・一般のレベルとなる1級まで全5段階のレベルがあります。

3級から5級はテスト時間40分、2級は50分、1級は60分のテストです。
1級、2級は防災教育推進協会発行の「わたしたちの防災」や高校の地学に関する問題が出題されています。
3級から5級は内閣府発行の「みんなの防災」、また気象庁が発行する各種リーフレットなどからの出題です。

地震や自然災害、現象に関する備え、様々な自然災害によって起こる被害など、災害や防災に対する専門分野から設問が出されています。
この検定に合格することで、防災教育を指導する資格者として活動できるため、地域防災などに関連する方、教師、その他一般の方まで幅広く推奨される認定試験です。

小中学生だからこそ防災知識を持ってほしい「ジュニア防災検定」

ジュニア防災検定は小中学生に対して防災知識を認定する試験です。
児童・生徒が防災に対しての知識を持つことで、災害時の対応力を強めること、また被害を最小限にしてほしいという願いから実施されています。

初級、中級、上級があり、初級は小学校4年・5年レベル、中級は小学校6年・中学校1年レベル、上級は中学校2年・3年レベルです。
筆記試験と家族防災会議レポート、防災自由研究によって構成されている試験は40分で行われ、100点満点中70点以上取れば合格となります。

防災検定に活かせるツールとは

防災検定やジュニア防災検定を受ける際、学習材料として利用できるのが防災情報新聞無料版です。
この新聞には防災に関する様々な情報が寄せられ、防災検定を受ける人、また受けない方でも防災知識を高めるツールとなります。
最新の防災商品の紹介なども紹介されているため、ご家族、また集合住宅の自治会などでも役立つでしょう。

WEBで閲覧できるため気軽に活用できる災害学習ノートも、防災検定・ジュニア防災検定に役立ちます。
地震や津波に関する知識や避難所でどう暮らすのか、また災害に関するも各種穴埋め問題にトライできるのです。

阪神淡路大震災記念人と防災未来センターによって提供されています。
誰でも閲覧できるようになっているので、検定を受ける人以外、防災意識を高めるために利用してほしいWEBサイトです。

この他、全国で行われている防災イベントなどへ積極的に参加しましょう。
災害に強い知識を付ける以外、避難訓練など参加型で防災を学ぶ機会もあります。

GRman7uk

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