落雷

天候の急変に注意

特に夏などにはしばしば起こりますが、朝は晴れて穏やかだったのに急に黒い雲に覆われて土砂降りの雷雨になるというケースがあります。
このような天候の急変をもたらすのは、積乱雲と呼ばれる雲です。

積乱雲は急激に発達する雲のことで、激しい現象をいくつも引き起こします。
急な土砂降りの大雨、ひょう、竜巻、そして落雷を引き起こします。
落雷は日本でも年間で数件起きていて、時には人に落ちて深刻な事態を引き起こすこともあります。

落雷の怖い所は、場所を選ばず落ちる点です。
積乱雲の位置次第なので、海面に落ちることもあれば、山に落ちることもあります。
そして私たちの暮らす平野部にも落ちる可能性は十分あります。

高エネルギーの雷を浴びれば、私たちはひとたまりもありません。
直接雷を受けると、8割程度死亡するだけの威力を持っています。

積乱雲を確認する

積乱雲は、独特の形状をしています。
雲のてっぺんの所から煙が噴き出すようにもくもくとカリフラワーのような形をしています。

積乱雲が発達すると、雲のてっぺんの所が周りに広がってキノコの傘のような形状になります。
このような雲が近くで発達しているのであれば、落雷などの天候急変の予兆だと思ってください。

積乱雲は発達すると、どんどん背が高くなっていきます。
その結果太陽の光を遮るようになって、真っ黒な雲のように見えます。

真っ黒な雲が遠くに見える、ゴロゴロという雷の音が聞こえるというのは皆さんのいる所でも天候が急変する可能性が高いことを意味しています。
早めに対策を講じる必要があります。

雷が近くにきているのなら?

雷鳴が聞こえてきた時点で対処するのが基本です。
雷鳴から雷が落ちるまで時間があれば、まだ安全といわれることもありますがそれは間違いです。
雷鳴が聞こえた時点で、落雷の危険域に入っていると思うべきです。

まず落雷対策としては、建物の中にはいることです。
しかし中にはアウトドアやスポーツをしていて、近くに隠れることのできる建物のないケースもあるはずです。

その場合には、樹木に近づかないことです。
少なくても小枝や葉っぱも含めて4メートル以内には近づかないようにしてください。

落雷の発生するときには、大雨の降ることも往々にしてあります。
大雨が降っても傘をささないようにしてください。
時に20㎝程度の高さの差で、生死を分けることもあるからです。

あと金属類を身に着けていると雷が落ちやすくなるといいます。
しかしこれは誤解で、金属類をつけていると電流が金属の方に流れるので人体に流れる電流の量をむしろ減少させる効果があるといいます。

低い姿勢をとることが大事ですが、両足の間隔を狭くしてしゃがむことが重要です。
足が広がっていると、地面を伝って電流が体を流れてしまう恐れがあるからです。