広島土砂災害について

夜明け前に発生した広島土砂災害

ニュースで大きく報じられた大雨による被害の中で、犠牲者を多く出した災害として広島土砂災害があります。
平成26年の8月20日、午前3時20分頃から20分間局地的に大雨が降り続き、住宅街の背にある山が崩れていきました。

そして同時多発的に一気に土石流が大規模に発生していきました。
その後川も氾濫していきましたが、結果的に土砂崩れが発生した場所は少なくても170ヶ所、道路であったり橋梁における被害が290ヶ所以上も確認されました。
さらに国土地理院による航空写真だと、住宅街の約50ヶ所で大規模な土砂流出が一気に発生していました。

犠牲者は全部で74人、行方不明者は捜索におよそ1か月かかりました。
重軽傷者も44人となりましたが、広島土砂災害は土砂災害での人的被害が過去30年間の統計の中でも最多となりました。
家屋も330軒以上倒壊してしまい、4000軒以上が浸水被害を受けてしまいました。

広島土砂災害は土砂流出が発生する前から何度も通報がありました。
しかし豪雨の発生した3時20分より崖崩れが発生した通報がありながらも、広島市より避難勧告が遅れて発令されました。
人的なミスも広島土砂災害の被害が拡大された結果と言えるでしょう。

警報などをしっかりと受け止める

特別警報が発令されるほど被害が大きくなった広島土砂災害ですが、命を守っていく行動を事前に理解をしておかなければなりません。
最初にメディアをチェックできる準備をしておきましょう。

気象庁より様々な特別警報を見る機会がありますので、テレビやラジオなどをすぐに見ていけるようにしましょう。
そして報道後に市町村より直ちに立ち退くように伝えられた時、迅速に避難ができるように体勢を整えておきましょう。
呼びかけに対して、順次対応できるように定期的なチェックが必要です。

そして自宅の位置や地形などによって避難方法が大きく異なっていきます。
家の裏には傾斜地が広がっているようであれば、がけ崩れや土石流などの土砂災害が発生しやすくなります。

ゲリラ豪雨によって被害が大きくなる可能性もありますので、避難警報が出た場合はすぐに安全な場所に立ち退けるように準備を整えておきましょう。
夜間などで発生した時、濁流などによって避難が困難となってしまった時も想定しておきましょう。
斜面より離れている上層階で避難することができるかどうかを知っておかなければなりません。

屋内で安全を確保していけるように、浸水や流失で命を落とさないように対策を練っていくようにしましょう。
さらに避難場所についても理解しておき、そのルートを円滑に進めるように配慮していかなければなりません。
ハザードマップの準備も必要不可欠ですので、市町村などから取得していくようにしましょう。

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