要援護者を災害から守る

災害に遭遇し生死にさまよう状況に陥ったら、
まず助かるのは「普通の人」でしょうか?

高齢者や障害者から日本語を話すことができない外国人のように
自分の力で逃げることができない人は見捨ててしまっても良いのでしょうか?

絶対によくないですし、災害時に不利な高齢者や障害者などの災害時要援護者を
災害から守ることは当然ですし、スムーズに避難できるように対策を採らないとなりません。

大きな割合を占める災害時要援護者

2011年3月11日に発生した東日本大震災の津波による死傷者の割合を見ると、
半数以上体が不自由な高齢者や障害者を占めています。

それに日本語がわからない外国人にとっても、
何処へ逃げればよいのかわからず命を落としてしまう悲しいケースもあります。

どのように災害に巻き込まれないようにするのかを確認しておきましょう。
特に高齢者や障害者を抱えている世帯は自主的に地域の防災訓練に参加しましょう。

こうした防災訓練に参加することで近所の方とも顔見知りになりますし
コミュニケーションをとることができます。
実際災害が発生した際にも近所同士が声を掛け合って手助けをしてもらえる可能性もあります。

近所の人との連携を

高齢者や障害者の方々は自分一人の力で災害を乗り切ることができません。
だから災害から身を守るためには近所で実施されている避難訓練に積極的に参加し
近所の方々と連携を取る必要性があります。

普通に体を動かせる人や言葉を発する人にとっては自力でも災害から逃げることができるのですが、
こうした要援護者は何が何でも孤独にさせてはいけません。

孤独になることで災害に巻き込まれますし、
最悪死亡する事態にもなりかねませんので、絶対に孤独にさせてはなりません。

特に健常者と呼ばれる方々は、災害から逃げる最中でも一人で困っている要援護者を見かけたら
すぐに声をかけてあげ、避難所へ誘導するように促してあげましょう。

避難所まで一人でたどり着くことができない要援護者の場合でしたら
自分や周りの手を貸して避難所まで一緒に行ってあげましょう。

自分の命を守ることで必死になっているかもしれませんが、
それ以上に災害に対して戸惑いを見せているのは要援護者です。

自分よりハンディーキャップのある要援護者に一言
「何かお手伝いをすることはないですか?」と聞いてあげることで救われる命があります。

一人でも多くの被災者を生み出さないためには、
他人同士でも思いやりの心を持ってあげることが必要とされています。